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「ストロー工場」


ストローの原料は「ポリプロピレン樹脂」です。 原料と着色用の顔料をよく混ぜ合わせ、押出し成形機に入れます。

約200度で加熱・溶解します。
この押出し成形機の先端のリング状隙間のある金型から押し出すことで、連続したチューブを造ります。この金型の大きさを変えることで、ストローの経を変えることが出来ます。押し出したストローはすぐに冷却します。

 
  水で冷却したら空気を吹き付けて水分を飛ばし、所定の長さにカットすれば出来上がりです。
 
  異なった筋の入ったストローがありますが、押し出す時に着色した「ポリプロピレン樹脂」金型の横穴から同時に出すことで着色出来るのです。
 

 

折れ曲がるストローもあります。折れ曲がるようにねじ付けをしてあるのですが、2つの方法があります。螺旋状に切ってあるものと、リング状に筋を切っていくものです。
螺旋状に切ってあるものは、ねじ型のついた芯棒にカットしたストローを被せ、当て具でねじ形状をつくります。
リング状に筋を切ってあるものは、同じように芯棒に被せたストローに、上下から金型を挟んで形状をつけます。

1本1本紙に包装されたものがありますが、この包装に使われる紙はライス紙で、その接着には一切糊を使わず、ローレットでかみ合わせただけで圧着します。