プラスチックのことを初めは「合成樹脂」と言っていました。初めてのプラスチックである「フェノール樹脂」が茶褐色のもので、松脂にとても似ていたからです。つまり「人工の樹脂」ということです。
プラスチック製品が製造されたハッキリした記録では、1904年にフランスで特許が取られています。日本が明治37年のことです。
日本では大正11年に合成樹脂の特許が取られました。日本にプラスチックスという言葉が普及しだしたのは昭和9年に「プラスチック工業」という雑誌が発刊されてからで、外国の珍しいプラスチック製品が紹介されていました。
終戦後、アメリカから塩化ビニル製品が多く持ち込まれました。ハンドバックやベルトなどもです。その当時はこの塩化ビニル製品をナイロンと呼んでいました。その中でも米軍が使用していたポリ袋は羨望の目で見られていました。
日本の生活様式が欧米化されるのと同時期に、日本でも塩化ビニル樹脂が入手出来るようになり、急速に日常の用品として多くの塩化ビニル製品が普及しました。昭和26年に輸入ポリエチレンを使い、インフレーション法で初のポリ袋が作られています。
以後、プラスチック製品はそのコストの低さと多くの利面性が評価され、次々と研究・開発されてきたのです。
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