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生分解性プラスチックって何?

生分解性というのは、微生物が食べて分解するということです。

人間が栄養を沢山取ると太りますが、これは脂肪が身体の中に溜まったものです。微生物の中にも食物にないときの栄養源として 「天然ポリエステル」 を身体の中に溜めこむものがあるのです。これを精製するとプラスチックができ、しかも微生物か食べてくれるので 「生分解性」 です。

ポリエステルの中で脂肪族ポリエステル生分解性です。その一つ、ポリ乳酸を例にしてみましょう。漬物やヨーグルトを酸っぱくするもとが乳酸です。乳酸は澱粉を発酵させてつくることができます。重合 (モノマー) してつくったポリ乳酸は生分解性プラスチックです。このほかに、ポリビニルアルコール (水に溶けやすいプラスチックで、EVA樹脂からつくることができます) 酢酸セルローズ (パルプに調味料の酢と同じ酢酸が結びついたもの、アセテートとも言われ、煙草のフィルター・繊維、写真フィルムに使用されています) 、澱粉を使用して加工したものなどは、生分解性プラスチックとして利用できるものもあります。

生分解性プラスチックの特長は、土の中に埋めておくと、微生物の働きで分解され、最後は水と炭酸ガスになって、無くなってしまうということです。コンポスト用のゴミ袋とか、マルチフィルムといって、畑に黒いフィルムをかぶせ、苗のところだけ穴を開け、雑草を生えないようにし、かつ畑の温度を高めるフィルムとか、苗のポットなど土中に埋めたらそのうち無くなってしまう分野などで用途開発を行っています。また、環境中で利用される分野や、使用後の回収や再利用が困難な分野での用途開発を進めています。

生分解性プラスチックの愛称も公募で求め、96年に環境にやさしいということで 「グリーンプラ」 としてます。