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紙オムツで一般的なものはオールインワン(オムツカバーのいらないも)がほとんどです。肌に接触する表面材、液体を吸収する吸収体、排泄物の漏れを防止する防水材、腰回りや太腿部を締めつけるギャザーなどから構成されています。表面材には、排出物をうけ液体を吸収体に移行する役目があります。その機能を果たし、安く上げる為に不織布が使われています。一般的にはポリプロピレン繊維を部分的に熱融着させたもので、プラスチックと同じ材質ですが、合成繊維に分類されるでしょう。
表面材の下に尿を吸いとる吸収材があります。吸収材は、紙の原料でもあるパルプを機械的に解きほぐしたフラフパルプと、SAP(スーパー・アブゾーベント・ポリマー)と呼ばれる高吸収性ポリマーを組み合わせたものです。このSAPは自分の重さの千倍の水を吸収することができ、ゼリー状になって水分を逃がさないというポリマーです。尿の場合でも60倍くらいを吸収することができ、ASPをフラフパルプとくみあわせる事で、紙おむつの吸収性を高め、しかも薄くてコンパクトなものにする事ができました。
防水材は、250ミクロン程度(スーパーのレジ袋程度の厚み)のポリエチレンフィルムを使用したものがほとんどです。防水材に細かい穴をあけて、透湿性をもたせたむれないオムツもあります。
太腿部と腰回りにはウレタンや繊維(プラスチックまたは合成繊維)等をくみこんだギャザーが使われていますし、固定用粘着テープにはポリプロピレンが使用されています。
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