| プラスチック処理促進協会は、独自の調査結果と公的データ等を総合して、2000年のプラスチック製品、廃棄物、再資源化を公表した。2000年は、循環型社会の形成に向けた重要な法律が施行され、循環型社会元年と位置づけられ、資源を有効利用するため、廃棄物の発生制御(リディース)、再使用(リユース)、再利用(リサイクル)を総合的に進めること、すなわち、【1Rから3Rへ】との方向が示されている。このため、プラスチック業界においても活発なリディース、リユースの動きがある。
PETボトルの薄肉化、レジ袋の薄肉化、自動車バンパー材のグレード総合化等々、樹脂メーカー、加工メーカーが一体となった開発が進められている。このような背景から、2000年のリサイクル処理処分の顕著な特徴は、
【1】有効利用率が50%に達成した。
【2】発電付き焼却、セメント源燃料化などエネルギー回収が増大している。
【3】容器包装リサイクル法の健全施行にともない、再生利用、油化、ガス化、高炉原料化(コークス炉原料化を含む)が拡大している。
などが挙げられる。有効利用の廃プラ比率は前二年が2ポイントずつ上昇だったが、2000年は前年に比べ4ポイントの上昇で、50%に達成したことは、プラスチック業界はもとより、各関係方面の一段の努力によるものと評価されるところだ。
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